メンズの先輩と飯に行った話

飯に行ったといいつつ夜景を見てバーで酒と飯を食らったという話なんだけど。

街コンとか流行ってるね、行ったことある?よく知らない異性をたらい回しにお話しする会だけど、まあまあ楽しいなって思って行ってた時もある。

街コンにハマった友人なんかは「若いってだけで男がちやほやしてくれるから楽しい」なんて言ってたけどまあわかる。それだけのために行く価値はある。

なんせ自信がつくし初対面の男性と話すコツとかもわかる。話すコツがわかんなくてもとりあえずにこやかに笑ってれば結構ちやほやしてもらえる。私は関西だからよくわからんけどたぶん関東とかだったらトークスキル皆無でもなんとかなるんじゃない?

でも自信がついてきたらもう行く意味はない。と私は思った。知らんけど。

街コンに5回ぐらい行ったけど本当にどうしうようもない男性かガチ婚活男性ばっかりだった。どうしようもないっていうのはトークスキルが皆無。ガチ婚活女性は行ってもいいかも。でも遊び半分で行くならもういいんじゃない?

 

そう、話が逸れたけど、メンズの先輩と飯に行った。普段大人数で遊ぶときによくいる先輩だけど、時々二人で飯に行こうと誘ってくる。

トークスキルはそこそこある。共通の知人が多いからそこらへんの話もできる。でも結局それ以上は私の中にはない。ならもういいんじゃない?となる。

こういう友人、女友達なら結構いる。めちゃくちゃいる。月一とか、半年に一回とかで会って近況報告とかしてやんややんや話して解散

ももういいんじゃない?とはならない。また一か月後に話したいなとか、半年後ぐらいに久々会いたいなと思う。

先輩は先輩なので遊んだときには全額出してくれる。先輩だからって。私にとっての損はない。せいぜい交通費ぐらい。

それでも交通費も先輩と会ってる時間も無駄だなって思ってしまう。

でも別に先輩のことは嫌いじゃないのだ。嫌いな相手からの誘いはすべて断っている。

ただただ無駄だなと思ってしまう。先輩と会うぐらいなら家でアニメでも見ていた方が楽しいし、詰み本は消化したいし、学校の課題だってやってしまいたい。

でも先輩のことを嫌いじゃないし嘘を吐いてまで断るほどの不義理をする相手ではないという理由で無駄だなと思いつつ接待みたいなお食事会をしてしまう。

別に直属の先輩ではないし、本当は他の先輩の友人で特に関係は深くない。それでも誘ってくれるのはありがたいと言えばありがたい。

でもたぶん、この人が私に求めていることは、私の人間性ではなくて、『女の子とデートのようなことをした』ということなんだろうな。みたいなことをどうしても思ってしまう。

人間不信ここに極まれりみたいだが、何度食事に行ってもそうなんだろうなとしか思えないし、そうなんだろうなと思って可愛らしい恰好をして行く自分の接待根性も殺したいほど憎らしい。

たぶん私は私を知られたくないのだ。だからいつも冗談と嘘ばかりで楽し気に話して家に帰ってから疲れた二度と行きたくないなどとほざく。クソだな。

くだらない愚痴ばかり書いちゃったしこんなクソみたいな文で1300字も埋めてしまった…本当にくだらない…オチもない…

先輩がこのブログを見つけないことを祈るばかり。

試食品販売

風呂に入ると考え込むたちなのでその時の忘備録になればとブログ始めました。

早速今日の長風呂。

 

私のバイトは試食品販売である。

今日も金に釣られて日払いに勤しみ、「いらっしゃいませー○○はいかがですかー」とおじさまに声を掛けた。

おじさまは他のところで違う商品の試食をしてきたところらしく、「あそこで貰ったよ、おいしいよ」と言われた。私も(まあ私の担当じゃないところだから一切関係ないのだが)「ああ!そうなんですね。ありがとうございます~」とにこやかに返しておいた。続けて、「こちらもいかがですか?」と尋ねると、「お姉さんはおいしいかい?」と聞かれた。「ええ、こちらの商品もおいしいですよ」と答えれば、「ちがうよ、お姉さんだよ。もう売れちゃったかな?」と言ってきたのであははと愛想笑いをして濁し、「ところでこちらはいかがですか?」と聞いた。

 

私はこの時、この前テレビでマツコ・デラックスの番組を見ていて、甲子園(だったか?)のビール売り子に対して、「これはある意味キャバクラね」とコメントしていたのを思い出した。

 

私のやっている試食品販売は派遣なので同じところに行くわけではないし、お客さんの方もあ!この前もやってましたよね?なんてことはないし販売員をいちいち覚えている人もいないと思う。それでも一定数はこんなことを声かけてくるのだ。

全員が初対面で、初対面の人間に対して軽々しくセクハラ染みたことを投げて去っていくおじさんは多い。いちいちキレていては仕事にならないし、愛想よく接客していると余分に買って行ってくれたりもする。(ちなみに私の派遣先は別に売り上げが上がったからといって給料を上げてくれるわけではない)

 

だが、おじさんのセクハラはまだマシである。セクハラしている自覚はなくとも、女に相手をしてもらったら金を払うというシステムを理解している人が多いからだ。

 

一番厄介なのは、おばさんの「子供が帰ってきてくれないの」「独り身でさみしい」などの愚痴。ここらへんはほぼ買ってくれない。必要なものだと買ってくれるけど不必要なものだと買ってくれない。

女性は愚痴を日常的にこぼし、それを会話のネタにすることが多い。そしてその話を聞いてもらった対価には相手の愚痴を聞いてあげるというシステムになっている。

そのせいで、試食をして雑談を振ると、愚痴に発展してしまい長話を何の対価も与える気のない相手に話してしまうんだろう。でも私からしたらやめてくれと言えない地獄である。

やめてくれって言えばいいじゃんって思うけど、そんなこと言えるほどアウトローじゃない。言えてたら普通にガールズバーやらキャバクラやらで荒稼ぎしてる。

 

マツコの「ある意味キャバクラ」っていうのは、男性客はリピーターがいたり売り子は渡すときに手を握ったりしていたから出た言葉なんだろうけど、じゃあ私はなんだろう。

とりあえず、時給千円じゃ割に合わねえな